和名:ゴマダラカミキリ
学名:Anoplophora malasiaca
大きさ:25〜35 mm
採集できる季節:6〜8
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前の低木にとまっているのを捕まえました。これは、触角(しょっかく)が短いので、おそらく♀の写真です。
説明:ヤナギ、イチジク、ミカンなどの樹皮(じゅひ:木のかわ)をかじります。つかまえるとチーチーと首をならします。卵は、枯れ木や弱った木の皮の下にうみつけられます。幼虫(ようちゅう)は細長く、木の材を食べて生活していますので、農業では害虫(がいちゅう)としてしられています。

日本全土(にほんぜんど:日本中どこでも)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 体は黒色。体の下の面や前胸背(ぜんきょうせ)の2紋
  • 触角(触角第1、2節と第3節以下の各節の根元、それから肢(あし)は青白色のちいさな毛でおおわれている。
  • 肢(あし)のけい節の先っぽは、黒い色の剛毛(ごうもう)をもっている。
  • 上翅(じょうし)の紋は白い色のやわらかい毛でできている。小楯板(しょうじゅんばん)もおなじ白い毛でおおわれている。
  • 触角(しょっかく)は♂では体の1.7〜2倍の長さ、♀では、約1.2倍である。
  • 上翅は、♂では後ろで細くなっているが、♀では平行になっている。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

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